
今回は、仕事ができるようになる為に絶対に必要なスキル【数値化】を学べる書籍を紹介します。
こんな人に読んでほしい
- 目標達成のための計画をしっかりと立てられない人、または上司からそのような指摘を受けたことがある方
- 目標に対しての進捗や達成度をしっかりと把握したい方
- 部下やチームへの評価に対して不満が出ている方(マネージャー職目線)
- 自分や部下の努力を客観的に判断したい方
Contents
【数値化の鬼】を超簡潔に要約

「数値化の鬼」の要約が下記リストになります!
数値化の鬼【要約】
【仕事ができる】=【評価者からの評価を得られる人】になる為に必要な5ステップ
- PDCAを回すためとにかく「行動量を増やす」
- 行動をし続ける為に「確率の罠に気をつける」
- 結果を出す為の「変数を見つける」
- 最短距離で結果を出す為に「真の変数」に絞る
- 後から自分の首を閉めないよう「長い期間から逆算する」
この根幹には、【足りない部分を数字で認識して、正しく埋めようとする。つまり「数値化」の思考】が必要である
【数値化の鬼】の概要紹介

まずは「数値化の鬼」の概要から見ていきましょう!
概要
☆2022年1番売れてるビジネススキル本
★大反響! 大ヒット『23万部』を突破! !
☆40万部の大ヒット作『リーダーの仮面』の著者、待望の第二弾
★今作は、全プレーヤー向けの仕事術の「型」を体系化。
数字がすべてではない。ただ、数字を無視して成長した人は誰1人としていない。
7年で3000社以上が導入した「いま、もっとも人を成長させるマネジメント法」の識学。そのエッセンスの中から「伸びる人」に共通する考え方の「型」を紹介。
【数値化の鬼】仕事ができる人になるための5ステップとは?


「数値化の鬼」は、仕事ができる人になる為の手法を5ステップで紹介するというのがコンセプトの本になります!
この本で言う、「仕事の出来る人」とは、【評価者からの評価を得られる人】になります。
【評価者】というのは、あなたの上司やクライアントなどになりますね。
あなたが「評価者に正当な評価をもらうため」にも、「部下に正当な評価を与えるため」にも評価を客観的な事実で裏付ける「数値化の思考」が必要なわけです。
それでは、仕事ができる人になるための5ステップを細かく見ていきましょう。
行動量を増やす
ビシネスは【結果ファースト】です。
学校と違い「内申点」や「関心意欲態度」のような曖昧な評価は無く、全て数字がものを言います。
営業マンであれば、【名刺10枚・アポイント3件】のようなノルマがあると思います。
このような、数値で計れる目標を設定し、達成したのか達成していないのかを判断できると良いですね。
その結果を見て、達成していなのであればなぜ達成できなかったのか?を考えるというサイクルが理想です。
そこで肝心なことは、とにかくPDCAを回してトライ&エラーを繰り返すこと。
日々の目標を達成し結果(=契約を取る)を出すことに集中しましょう。
行動に関する注意点
名刺を【10枚集める】という行動が目的となり、契約を取るという結果がおろそかになることです。
あくまでも結果を出すために行動量が必要なのであって、数だけやっていれば良いというわけではありません
確率の罠に気をつける
「%」に惑わされて失敗を恐れてはいけない
行動をし続けて「足し算」を積み上げた人が次に陥るのが「確率の罠」です。
仕事における確率とは、「契約率」・「目標達成率」・「成約率」などがこれに該当しますね。
行動によって量を増やしてきた人が次に求めるのは「質」になります。
コレ自体は悪いことでは決して無いですが、罠に嵌まらないように気をつけましょう。
陥ってはいけない確率の罠とは?

下記例はどちらが優秀に思いますか?
どっちが優秀?
- 成約率80%の営業マン
- 成約率50%の営業マン
冷静に考えれば、1番の成約率80%の営業マンの方が優秀に思いますよね?
ただこの営業マンの成績が、
どっちが優秀?
- 成約率80%の営業マン:10件中8件の成約
- 成約率50%の営業マン:100件中50件の成約
このような内訳だった場合どうでしょうか?
これが本書で言う「確率の罠」です。
質を求めるばかり、失敗を恐れ行動が少なくなっていく。
こんな経験あなたにもあるのではないでしょうか?
ただ「成約率が高い」=「評価が高い」という評価制度の場合、行動しない80%営業マンの方が高評価ということになってしまいます。
そこで本書ではこのようなことが起きない為の評価制度として、
評価軸に「マイナス評価」を導入する
という方法を提案しています。
現状の評価制度は【加算式の評価】が多い為、結果が出れば「+」、悪ければ「0(=現状維持)」
というものが多いですがそこに「マイナス評価」を加えることで、【現状維持=退化】という認識に変わります。
【マイナス評価】結果が出れば「+」、でなければ「ー」、現状維持も「ー」。
こうすることで、何もしない口だけ社員を仕組みとして減らしていくという方法ですね。
「変数」を見つける
やるべきこと、やらなくて良いことを爆速で判断する
本書では、多くのビジネスパーソンの苦しみを2パターンで解説しています。
ビジネスパーソンの2つの悩み
- 「変えられないこと」を変えようとしている
- 「変えられること」を変えられないと思い込んでいる
本来であれば、「変えられること」を全力で変えようと努力するべきであり、「変えられないこと」は早々に見切りをつけるべきなのです。
この見極めに必要なものこそが「変数」というわけですね。
見極めるべき変数の例
- プレゼンに失敗した場合の変数:デザインのわかりやすさ、伝え方、話し方
- 営業に失敗した場合の変数:商品の説明方法、顧客のニーズ、営業場所
このように失敗した原因というのは、何かしらの変数があります。
その変数を改善しないと結果はでないのに、全く違う要素に気を取られ失敗し続ける。
そんな経験は無いでしょうか?
「真の変数」に絞る
時には過去の成功例も捨て去る必要がある
「変数」というのは、時が経つにつれて増えていくものであり放っておくと膨大な量になる危険性があります。
そこで大事なことが、「変数を減らす」=「真の変数に絞る」という考え方です。
変数を減らすための方法として、本書では2つの方法が紹介されています。
変数を減らす方法
- 個人として「他に変数がないか」を考え、前例を手放す事
- チームとして「それは変数ではない」と指示すること
変数を減らす方法①「他に変数がないか」を考え、前例を手放す
過去にうまく言った成功法則も環境によって最善手ではないことは多いものです。
そのことを自覚していれば、「他に方法はないか?」、「もっと効率的にできないか?」という思考にたどり着きます。
変数が1つ減り、1つ増えているように思いますますが、変数が同じ変数に固執しないことも重要な考え方です。
変数を減らす方法②「それは変数ではない」と指示する
あなたがもし現場のリーダーや上司なのであれば、部下の行動に対して数字という客観的な事実を示した上で指示する必要があります。
部下の行動は、週や月ごとに管理をしているはずです。
その際は必ず数字を元に指摘を行い、失敗の原因がその変数では無いという理由をハッキリ提示させられると良いですね。
「長い期間」から逆算する
短期的には損だけど、長期的には得なことが成功の秘訣
もしあなたが圧倒的な成果を出したいのであれば、短期的な成果を求めることより、「長期的な成果」を求めることを優先するべきです。
あなたが学生ならどちらを選ぶ?
- 立っているだけの楽なバイト【時給1000円】
- 覚えることの多いきついバイト【時給1000円】
短期的な楽を得たいなら①のバイトですが、社会にでた時のことを考えるのであれば②番を選ぶでしょう。
この例にあるのは、「短期的な視野」か「長期的な視野」の2つです。
このようなことは様々な面で考えられますが、どれも同じで「長期的な視野」で物事見るようにしましょう。
【数値化の鬼】のおさらい

「数値化の鬼」の要約いかがでしたでしょうか?少しでも仕事のヒントになれたら光栄です。
数値化の鬼【要約】
【仕事ができる】=【評価者からの評価を得られる人】になる為に必要な5ステップ
- PDCAを回すためとにかく「行動量を増やす」
- 行動をし続ける為に「確率の罠に気をつける」
- 結果を出す為の「変数を見つける」
- 最短距離で結果を出す為に「真の変数」に絞る
- 後から自分の首を閉めないよう「長い期間から逆算する」
この根幹には、【足りない部分を数字で認識して、正しく埋めようとする。つまり「数値化」の思考】が必要である
【数値化の鬼】を読んだ人の感想・レビュー

「数値化の鬼」を読んだ人のレビューを紹介します。
【数値化の鬼】読者の良いコメント・感想
あとは実行あるのみです!(簡単ではありませんが!)
例えばの例が満載です。
全てを同時にできませんので、ひとつひとつ実行です。
ただ「働かないおじさん」を生まないためによりも、その「おじさんどうするか」が課題です。

【数値化の鬼】Amazonレビュー
30代男性
伸び悩みを感じたら本書の内容が激薬になること間違いなし。
ただ、この本の内容を習慣化するには相当の訓練が必要そう。決して易しいものではありません。
ただ、現状に満足できない20代には本書がキャリアの道標になると強く感じた。

【数値化の鬼】Amazonレビュー
30代男性
自分の仕事に落とし込んで考え直し、部下に伝えていきたいと感じました。
【数値化の鬼】読者の悪いコメント・感想

【数値化の鬼】Amazonレビュー
30代男性

【数値化の鬼】Amazonレビュー
30代男性
想定される意見に対する反論的な記述が多く、それがネガティブな印象を作り出すために読んでいて不快になった。
私は週に一冊、月に四冊の本を読んでいるが、この本ほど読んでいてなるほどと思えることが出てこなかった本はあまりない。
ニュース記事からのリンクで購入したが失敗だった。
数値化の本なら「孫正義にたたきこまれたすごい数値化仕事術」の方が圧倒的に良い。
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【数値化の鬼】Amazonレビュー
30代男性