
Asahiさん!転職する際は「転職エージェント」に登録するのが良いと聞きました!ただ実態がどんなものかわからないので教えて下さい‼
了解!「転職エージェント」はとても良いサービスですが、利用者によっては不満を感じることがあるのも事実です。

今回は【転職エージェント】と仕組み〜メリット・デメリットまで【利用する前に必ず知っておくべきこと】を解説します。僕も実際に「転職エージェント」を使って転職に大成功してるので生の声だと思って参考にしてくれると嬉しいです。

この記事でわかること
- 転職エージェントの8つのサービス内容
- 転職エージェントのビジネスモデル
- 転職エージェントを利用するメリット・デメリットは何か?
- あなたが転職エージェントを利用するべきかどうか
本記事の信頼性
- 転職経験3回を経て、ホワイト企業に転職。現在はPMOの本業と、スキルを活かした副業も行うパラレルワーカー。
- 元残業時間140時間、休みなしのブラック企業社員。
- 副業にて40名以上の転職支援を行う。自身も転職エージェント合計20社以上登録し、エージェント経由での転職経験あり。
Contents
転職エージェントとは何か?仕事内容をすべて解説‼

まずは初めに「転職エージェント」って何?という1番初歩的なところから解説していきますよ!
転職エージェントとは?【結論】無料であなたの転職をサポートするサービス
「転職エージェント」のサービスを簡単に説明すると以下のようになります。
オススメの転職エージェント
勉強ができるようになりたければ、塾に通い先生に教えてもらう。
運転ができるようになりたければ、教習所に通い教官に指導してもらう
この理屈と同じように、人生に何回も経験するわけでもない【転職活動】なので、プロの力を借りながら進めていけるサービスなんですね!
それでは、実際に「転職エージェント」に登録した場合、どんなサービスを受けることができるのか?を次に解説していきます。
転職エージェントは8つのサービスをしてくれます!

私が実際に転職エージェントを利用した際のサービス内容が下記リストになります!
転職エージェントのサービス内容
- 転職者のヒアリング・面談
- 求人情報の紹介・提案
- 履歴書・職務経歴書の書き方指導
- 面接の日程調整
- 面接対策・模擬面接
- 面接への同行
- 就業条件の交渉
- 就業後フォロー
実際に私が転職支援を行った際も、同内容のサービスを受けていた方がほとんどだったので、どこの転職エージェントでも同じようなサービスを行っていると思います。
このサービスはあくまでも任意です!(面談以外)模擬面接を必ずやるわけでも無いですし、面接への同行も絶対行われるわけでは無いのでご安心を!
転職者のヒアリング・面談

転職エージェントに登録したら必ず対面での面談or電話でのヒアリングが行われます!
このヒアリングの内容によって、求人情報の紹介内容や希望勤務地が決定されていくのである程度自分の希望を伝えられるように準備した上でヒアリングに臨むとあなたにとっても、エージェントにとっても有意義な時間になるはずです。
具体的な準備内容については、この記事を参考にしてくださいね!
求人情報の紹介・提案

ヒアリングした内容に沿って転職のプロがあなたに合った求人情報を紹介してくれます!
ヒアリングの内容によって紹介される求人が変わってくるので、自分の要望はしっかりと伝えミスマッチが起きないように注意しましょう。
転職エージェントはプロですが、担当コンサルタントが紹介できる求人情報には限りがあるので様々なエージェント会社に登録することをおすすめします。
履歴書・職務経歴書の書き方指導

転職の場合、「職務経歴書」を書く必要があります。新卒の頃の就活とは大きく違うので、書き方を学べたり、エージェントに書いてもらったりと頼もしいサービスです。
ほとんどの人が職務経歴書を書くことは初めてなので、ここで一度書き方を学べるのは非常にありがたいですね。
初めて登録した転職エージェント会社で一度職務経歴書を作成してしまえば、他社のエージェントに登録する際や個人的にエントリーする際に使い回しができるので絶対に指導は受けたほうが良いと思います!
応募書類の添削を無料でしてくれるサービスはほとんどありません!試しにこのサービスだけ使ってみるのも全然ありです!
面接の日程調整

残業140時間、ほぼ休み無し、夜勤ありの仕事をしていた私は、面接の日程を代行してくれるのはとてもありがたかったです。
企業との面接日程の調整は、メールや電話で行います。ただ仕事をしているといつでも返信ができるわけではないですよね?そんな時には専属のエージェントに日程調整を丸投げしてしまいましょう。
わざわざ自分で日程調整をする手間が省けてとても効率的です。
面接対策・模擬面接

転職活動の面接と新卒時の就職活動の面接はみられているポイントが違います!
転職時の面接のポイントは、下記点です。
前の仕事で出した成果、学んだことを入社後に発揮してくれるのか?
これらを具体的なエピソードと共に伝える必要があります。
面接をしてもらうこと自体が恥ずかしいと思うことはあると思いますが、失敗して後悔するよりはマシです。
当然これは任意なので、やる必要は無いですし、依頼した時に対策してくれるサービスと思っていただいて問題ないかと思います。
面接への同行

事例としては多くないですが、面接時に同行してもらいフォローしてもらうケースがあります。
転職エージェント側も、あなたに転職してもらえないと売上につながらない為、面接が苦手だったり、心配事がある場合に同行してもらえるケースがあります。
就業条件の交渉

給料UPや条件交渉など企業側に要望がある場合、エージェントを通して交渉が可能です。
もし、やりたい職種で給料以外の条件は最高という場合、給料を上げてもらえたらな?って思いますよね。
こういう時に自分から交渉ができれば良いですが、日本人にはかなり難易度が高いことです。
その場合は、給料交渉をエージェント経由で行ってもらいましょう。
必ず成功するわけではないですが、打診するに越したことは無いです。
就業後フォロー

転職が決まったら、エージェントとは即さようなら〜というわけでは無いです。
転職した後の勤務状況が事前の提示内容と合っているのか?というのをエージェント側も管理しています。
転職のサポートが仕事ですが、転職した後のフォローも忘れません。
ここでもし不満があった場合は、必ず相談するようにしましょう。
無料で利用できる「転職エージェント」ってどういう仕組み?

「転職エージェント」は完全無料で利用できます!それなのになぜこんなに熱心にサポートしてくれるんだろう?そう思いますよね?ここからは、「転職エージェント」のビジネスモデルをみていきましょう。

転職エージェントが無料で利用できる理由これはズバリ【求職者が転職に成功した時に報酬が発生するから】です。
つまり、あなたの転職活動を支える為のお金は、あなたではなく企業側が支払っているということなんですね。
企業が「転職エージェント会社」にお金を払う理由

転職エージェントの仕組みは一旦理解したということで、次は企業側がなぜ転職エージェントにお金を払うのか?という理由をみていきましょう。
一般的な求人広告を使用した際との比較がこちらになります。
求人広告と転職エージェントの比較
求人広告 | 転職エージェント | |
費用 | 10〜150万円 | 内定時に年収の30%〜35% |
準備 | 募集文言や写真 | なし(エージェント会社に一任) |
応募者の質 | 応募者を絞れないので気軽な応募が大多数 | エージェントの面談後の為、ミスマッチが起きづらい |
- 求人広告=安く求人を集められるけど、準備と応募者の質があまり良くない
- 転職エージェント=費用は高いけど、準備に時間がかからず、応募者の対応コストも低い
このような理由から、転職エージェントを利用できる会社はそれなりに費用を掛けることのできる会社が多いと言えます。
転職エージェントを利用するメリット・デメリットはある?

ここまでで転職エージェントとは何か?そして、転職エージェントの仕組みについて理解できたと思います。
それを理解した上で、転職エージェントのメリット・デメリットを見ていきましょう。
転職エージェントは成果報酬型なので、求職者側の負担はないし、デメリットなんかあるのか?と思うかも知れません。
もちろん金銭的なデメリット自体は無いのですが、仕組みを理解していれば起こりうるトラブルが見えてきますよね?
転職エージェントを利用する【メリット6選】

一旦ここまでの総括を込めて「転職エージェント」のメリットを紹介していきます!
「転職エージェント」を利用するメリット
- 転職のプロに転職の相談が完全無料で出来る
- あなたに適した転職先情報を提案してくれる
- 経歴書・履歴書等の応募書類の添削をしてくれる
- 面接対策をしてくれる
- 面接や就業条件等の企業とのやり取りを代行してくれる
- 就業後のサポートもしてくれる
転職エージェントを利用するデメリット【4選】

一見最高のサービスに見える「転職エージェント」ですがデメリットはどんなものでしょうか?よく言われているデメリットが下記のとおりです。
「転職エージェント」を利用するデメリット
- 担当者によって「合う・合わない」や、レベルの差がある
- 担当者からの連絡が多く、面倒に感じる場合がある
- 自分のペースで転職活動を進めづらい
- 理想の求人に応募できないケースがある
担当者によって「合う・合わない」や、レベルの差がある

あくまでの【BtoC】向けのサービスになりますし、エージェントの知識や経験でサービスに差がありますね、、
実際のネガティブな声
- 自分の希望の会社を伝えても「その会社は絶対に無理」と言われた。
- 士気が下がることを言われてしまい、転職のやる気が無くなってしまった。
- 求人を紹介するだけで、それ以外は何もせず適当な対応をされて腹がたった。
ネガティブな声は探せばいくらでもでてくるので、この辺にしておきますが広く捉えると転職エージェントも接客業になりますのでいろいろなトラブルはありますね。
ただ私自身は特に嫌な気持ちになることはなく、転職することができたのでしっかりとした人がいることは間違いないです。
こういったケースをできるだけ避けるため、大手のエージェントでしっかりと実績のある会社を選ぶのが正解だと思います
担当者からの連絡が多く、面倒に感じる場合がある

私はできるだけ連絡してどんどん情報がほしいと思ってましたが、人それぞれ状況が違うので難しいですね、、
実際のネガティブな声
- 連絡がつかないと伝えている時間でも連絡が来るので困った。
- どこでも良いので転職させようと言う魂胆が見え見えな連絡頻度で士気が下がった。
自分のペースで転職活動を進めづらい

転職エージェントもサポートをするのが仕事なので、求職者の熱意とのバランスは難しいですね、、
実際のネガティブな声
- とりあえず登録しただけだったのに、エントリーの数について指摘を受けてしまった。
- あまり気に入った募集が無いので放置していたら、高圧的な態度で電話が来た。
そもそも、転職エージェントは長期的な転職活動には不向きなことは間違いないです。
最長でも「半年以内で転職したい」くらいのスパンの方なら全力でオススメできますが、転職を長期で考えている場合には転職サイトに登録して求人を見てみるのがオススメです。
理想の求人に応募できないケースがある

自分のスキルと希望の会社との差が大きい場合こういった状況になります!
選考している企業だけでなく、エージェント会社内でも推薦できるかどうか選考をしています。
実際のネガティブな声
- 希望の企業を伝えても取り合ってくれなかった
- 全然希望と違う求人情報が送られてきてとても不快だった
転職エージェントを利用するべきか?どう判断するの?

転職エージェントについて理解していただけましたか?
最後にここまでの情報を踏まえて、転職エージェントを利用するべき人・しないほうが良い人について解説します。
転職エージェントを利用するべき人
- 半年以内には必ず転職をしたいと思っている人
- 会社が忙しく自分で求人情報を探す暇がない人
- 転職が初めてで何をしたら良いのかわからない人
- 大手企業や知名度の高い企業を志望する人
転職エージェントを利用するべきでは無い人
- 転職時期が未定で、転職願望が薄い人
- すでに転職したい会社が明確に決まっている人
- 転職になれている人
- 経歴が特殊な人
この記事のおさらい
この記事で解説したことは、主に下記4つの点になります。
この記事で解説したこと
- 転職エージェントとのサービス内容
- 転職エージェントのビジネスモデル
- 転職エージェントを利用するメリット・デメリットは何か?
- あなたが転職エージェントを利用するべきかどうか
基本的にどんな人でも「転職エージェント」は利用したほうが良いと思います。
ただ、人によってサービスや対応が違っており、逆に転職に対してマイナスな感情をいだいてしまうケースが有るのも間違いないです。
このリスクを低減させるためには、できるだけ評価が高く、大手の転職エージェント会社を選ぶというのが最も効果的だと思います。
ぜひこの記事を参考しにていただき、あなたの転職活動が上手くいくことを願っております。